ウィジェットで電卓が使える電卓アプリ「計算機+」
使ってみると、その安定した機能が凄く便利な電卓アプリ「計算機+」を紹介します。
計算機+の主な特徴
式の修正が簡単
電卓アプリを使っていると不便に感じることの一つに計算式の修正がありますが、「計算機+」なら誤って入力した数値をタップするだけで、簡単に修正することができます。
計算式をメモれる
入力した計算式はメモを取ることもでき、買い物をする時に役立ちます。
参照値を利用できる
複数の式にまたがったの値を共通して使いたいこともあるかと思いますが、この参照値機能を使うことでそれを数値の使い回しができ、修正も簡単に行うことができます。
ウィジェットで電卓が使える
電卓をiPhoneのウィジェットに登録することで、アプリを探す手間をなくして、素早く使うことができるようになります。
飲み会や買い物などで使う機会が多い電卓を便利に使うことができるようになります。
目次
計算機+の使い方
式の確定
数値を入力して計算していくと、自動で答えが薄い数字で表示されます。
この答えは「=」をタップするか、次の行をタップすると答えが確定されます。
式の修正
一度入力した式の数値は再修正を行うことができます。
修正したい数値をタップすると青いリンクに変わりますので、削除キーで削除して修正します。
ファンクションボタン
デフォルトでは、「√(ルート)、%、消費税、括弧」などのファンクションボタンは非表示になっています。
数値ボタンのエリアを下にスワイプするとそれらが表示され、逆に上にスワイプすると非表示になります。
参照値
便利な機能として参照値を利用した計算ができます。
例えば、下記のように「120+30×2=180」という式があり、その計算の結果が「180」だとします。
その答えの「180」をそのまま次の計算式に利用することができます。
参照値を利用するには式の答えをタップし、このサンプルでは「180」をタップして参照値として次の計算式で利用します。
参照値のいいところは、例えば、元の式「120+30×2=180」の数値を変更したい時に、例えば「30」を「10」に変更したとします。
すると答えが「140」に変わり、参照値として利用している2行目の「180」から「140」に変わります。
これは便利ですね。
参照値を使ったサンプル
もう少し突っ込んだ参照値の使い方を紹介します。
サンプルのように1行目に「2.5」と数値のみを入力します。
2行目、3行目はその1行目の値を参照値として計算式を作成します。
3行目を例にすると「X」を入力した後に1行目の「2.5」をタップするとこのようにメニューが表示されまますので、「参照」を選択します。
参照値として利用すると、例えば下記のように①の元となる「2.5」の値を「3」に変更すると、②と③も①を参照しているのでそれぞれの値が変更されます。
値によってどれぐらい変わるのか、比較したい時に便利なので覚えておくといいでしょう。
式の編集
式を左、又は右にスワイプすると、削除や複製、名前を編集することができます。
「名前を編集」してみるとこんな風に計算式の上に名前を入力することができ、買い物などをする時にメモとして使用すると便利です。
集計バーの表示
各計算式の行の総合計を表示することができる集計バーを表示することができます。
集計バーは、総合計の他に合計の税込み表示や平均、最小、最大値などを表示することができます。
試しに平均を選択してみます。
各行の値を式ではなく、数値のみの値で入力してこのように平均を出すこともできます。
計算式の一覧表示
計算式を入力していると画面いっぱいになりますが、画面を下にスワイプするとテンキーが非表示になり、計算式の一覧を閲覧することができます。
戻したい時は、上にスワイプすればOKです。
ナビゲーションバーの非表示
ナビゲーションバーを非表示にして画面をさらに広く使うことができます。
ナビゲーションバーの中央あたりをタップすれば非表示になります。
逆に戻したい場合は、画面右上のボタンをタップで戻すことができます。
サブキーボードの表示
関数などのボタンがあるサブキーボードは、サブキーボードボタン、又はテンキーエリアを左にスワイプすることで表示されます。
関数キーボードで戻りたい時は、画面を右にスワイプするかサブキーボードボタンをタップします。
式の共有
ナビゲーションバーの右上にある共有ボタンをタップすると、作成した式を共有することができます。
共有ボタンをタップすると、アプリ選択画面が表示されますので、「メールで送信」を選択します。
するとこんな風に式が貼り付けられた状態でメールを作成することができます。
式に名前を入れておくといいでしょう。
シートの作成
複数の計算式は、シートと呼ばれるグループの中にまとめられていて、「食品用計算シート」、「雑誌代用計算シート」などのように分けることができます。
上記画面の左上のアイコンをタップするとこの画面になり、画面右上の「+」をタップすると新規にシートを作成することができます。
シートの名前を入力したら、「完了」タップで作成できます。
シートも左、又は右にスワイプで削除や名前の変更を行うことができます。
電卓をウィジェットに登録
電卓を使う事が多いかと思いますが、「計算機+」をウィジェットに登録することで、さっと呼び出して使用できます。
iPhoneの画面上部から通知センター画面を引っ張ってきて、「編集」を選択します。
続いては「計算機+」を追加し、画面右上の「完了」ボタンをタップします。
後は、通知センターを引っ張るとこんな風に計算機をウィジェットで使用することができます。